新メニュー解説Part2| スモークロッジ飯能の森

10月からの(わっ!今日は10月1日だ)新メニューについての解説Part2。今回はメインのお弁当について書かせていただきます。

それにしても今日は朝から晴れていて、心地よい風も吹いていてすっかり秋ですね。庭の栗はもうかなり下に落ちていて、そのほとんどがイノシシ君に食べられています。微かな香りを運んでくれる金木犀も真っ盛り。

キッチンカーの専門家からも「今のメインはスモーク弁当だと思いますが、これをもっとブラッシュアップして、当店はこれがイチオシ!という自慢のメイン弁当を作ること心がけてはどうでしょうか。あれもこれもあるのはいいですが、個人店だけにやれることも限られているでしょうし」とのアドバイスをいただきました。その通りだと思います。所詮は飲食素人がメニューを考え、仕入れ、調理、値付けなどをやっているに過ぎません。そもそも力がないのにそれを分散してしまっては。

これが当店のメイン弁当の「Wスモーク弁当」です。税込み800円。

ベーコンは今までと変わりはありませんが、鶏肉をムネ肉からモモ肉に変更。現在はキノコの炊き込みご飯ですが、それを白米に。これによって高くなった鶏肉の原価分を少し圧縮しています。それに「キノコご飯が美味しい」という声はほぼなかったので、作る手間も考えて白米に統一しました。ピクルスは先月あたりから色添えを考慮してキュウリ、赤と黄パプリカに加えて白い大根をプラスしていますが、Wスモークでもそれを踏襲。さらにミニトマトを1つ。お肉を食べた後にさっぱりとした酢漬けのピクルスとフレッシュなトマトで「お口さっぱり!」を狙っています。

容器は昭和的な区分けしてあるお弁当箱から、最近はやり(?)のオーバーライス(つまりは丼かと)容器で、段ボールのような色合いのナチュラルさを意識しました。オールプラスチックではないので食べた後は畳んでゴミ箱にポイできます。コスト的には現在のものの方がリーズナブルなのですが、ここは頑張ってチェンジ!

この構成を基本に、ソースを「トマトソース」「オニオンしょう油ソース」からお好きな方を選んでいただきます。「トマトソース」は現在の玉葱を飴色に炒め、トマトにリンゴやバナナ、蜂蜜やハーブを入れて煮込んだものから、フレッシュトマトソースという玉葱とにんにくのみじん切りを少し炒め、トマトを入れて少しだけ煮込んだあっさり系になります。「オニオンしょう油ソース」は玉葱とにんにくのみじん切り(ここまではトマトソースと同じ)にしょう油とみりんを加えたもの。個人的にはこの「オニオンしょう油ソース」が好きです。ご要望に応じて現在のベーコン丼にかけている「甘辛タレと小葱」でもOKです。

ベーコンだけをお望みの方には「スモークベーコン弁当」税込み750円。

Wスモークはベーコンとチキンの両方でしたが、こちらはベーコンのみ。それ以外はWスモーク弁当と変わりません。ソースも「トマトソース」「オニオンしょう油ソース(上記の写真のもの)」から選んでいただけます。

チキンだけをお望みの方には「スモークチキン弁当」税込み750円。

こちらはチキンのみ。それ以外はWスモーク弁当と変わりません。ソースも「トマトソース(上記の写真のもの)」「オニオンしょう油ソース」から選んでいただけます。現在のムネ肉ですとすべて鶏肉のお弁当となると、ムネ肉のパサパサ感があるだけに僕自身も少し抵抗感がありましたが、モモ肉は全然そう思いません。十分に単品おかずとして成り立ちます。自分で言うのも変ですが「美味いっす」。

現在のベーコン丼のベーコン量や小葱、甘辛タレとピクルスはそのままに、ミニトマトを追加します。名前も「スモークベーコン弁当和風」と変えてみます。要は「スモークベーコン弁当」のソースを甘辛タレにして小葱をオンしたものですが、あえて見せ方を独立させました。容器も同じナチュラルなものに(ただし、現在の黒い丼容器がまだ大量に手元にありますので、当面はそれを使います!)。税込み750円。「あれ?700円じゃないの?値上げか?」。はい、ミニトマトを加えたとはいえ実質的に値上げです。お肉をはじめ、調味料、容器などの値上げラッシュで、、、。ご容赦いただけますようお願いします!

そして、これらのお弁当はいずれもミニ版にできます。税込み500円と、今のままのお値段です。


スモークロッジ飯能の森

埼玉県飯能市の低山中腹にある燻製小屋のサイトです。昭和40年代に建てられた別荘を安く譲っていただきました。庭が広く、たまにイノシシやカモシカも来ます。 燻製のこと、キッチンカーのこと、カモシカなど訪問者のこと、身近な自然のことなどを紹介していきます。

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