3月も半ば。そろそろ春めいて来るころ。ウグイスのまだへたっちょな「ホーホケッ!」という鳴き声がよく聞かれるようになってきました。風は紛れもない春の風です。
この冬は今までになく暖炉で火を焚いた。部屋を暗くして、ウイスキーのストレートとマグカップの水を交互に飲みながら、暖炉の火は僕の心を内省的にしていく。BGMはウイリアム・アッカーマンやマイケル・ヘッジズ。80年代のウインダムヒルの曲を中心に、暖炉タイム用に作ったプレイリスト。ニール・ヤングのAfter The Gold Rushをフレットレスベースで主旋律を奏で、極上のアコギで幻想的な世界を創っているマイケル・ヘッジズ。僕の心を湖の底に連れていくよう。
先週からいろんなことがありました。いずれは来ると思っていたことが、「やあ、来たよ」とベランダの窓から入ってきた。せっかくだから来た奴と少ない言葉でゆっくりと対話した。
とにかく春がやってきていることは間違いないですね。
新しいメニュー開発に取り組んでいます。挽肉のスモーク、玉ねぎのみじん切り、ピーマンのみじん切り、そして端っこベーコンを炒め、カットトマト、塩と黒胡椒、少しのカルダモンパウダー。まだ完成までには時間がかかりそうですが、燻製かつ独自のメニューを、新しい主役になれるようなメニューを目指しています。キッチンカー内でのオペレーションも考えるとあまり凝ることは出来ないので、シンプルに、そしてあくまで燻製の特徴を押し出すようなオリジナルメニュー。遅くとも5月には間に合わせたい。
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