先般、知人と雑談している中で「燻製は塩漬けして、そして塩抜きといって、その塩を流してしまうんです。それなりに高額な塩を使ってるだけに、塩抜きの際にシンクを流れていく塩をみつつ『もったいないな~』って思ったりしてるんです」と言うと、知人が「その流れるお塩を集めて乾燥させればまた使えたりして(笑)。そうだ!いっそのことそのお塩を燻製しちゃえば?それを振りかけるだけで燻製の香りがするお塩って、良くないですか」
「く、く、燻製の塩!燻製醤油や燻製オリーブオイルなんてものもあるから燻製の塩があってもいいし、それはものすごくナイスなアイデア!でも、既にやっている人もいるだろうな~」と検索してみると、あるわあるわ。それにしてもいい発想だと思います。燻製塩。
ぜひトライを、ということで先週末に少し燻製してみました。塩抜きで流れていく塩ではなく、いつも使っている岩塩をそのままスモーク!
写真の左側がそれですが、当然ながら色合いは少し茶色っぽくなり、香りをかぐと微かに薫香が。さっそくキャベツ炒めにササッとスプーンでかけてみると、気のせいかもしれませんが、いつものキャベツ炒めよりも味わいがあり、微かながら薫香もする気がしました。
ただ、まだ「気がした」レベルですので、今後もう少しトライ&エラーをしていき、できれば商品ラインナップに加えたいなと思ったりしています。ちなみに塩は今や自由に販売ができるようで(歴史的経緯から財務省に届け出は必要なようですが)、「保健所のご指導」なしにデキそうなのがいいですね(もちろん保健所のご指導がないとはいっても、衛生管理はちゃんとやらないといけません!)。
そして、塩の横に写っているのは燻製したコーヒー豆。これもお世話になっている人から「コーヒー豆を燻製したらいいんじゃないかなって思うんだけど」と言われ、これまた「面白い!」とばかりやってみました。生豆を燻製してみようかとも思いましたが、やはりコーヒー豆はちゃんとローストしてあるものを、さらに燻製するというのがいいのではないかと考え、生豆での燻製は止めました。
結果は・・・これも微かに薫香が漂ってくる「気がします」。また味わいが炭火コーヒーのように少し濃くなり、僕としては好みでした。こっちももう少し豆を変えながらトライ&エラーをしてみようと思います。
こういうの、結構楽しいです。
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