昨日は大学の頃に一緒にバンドをやっていた娘が、遠方より小屋に来てくれました。遠方とはいっても田園都市線沿線なのですが、渋谷で副都心線に乗るのに苦労したようで、渋谷からLINEで「森林公園行きっていうのに乗ればいい?」「ダメ、それは東武線」。「和光行きってのが来たけど、これは?」「ダメ!それも東武線」「予定の時間に遅れてもいいから飯能行きというのに乗りな」というやり取りから1時間ぐらい後に「あと一駅みたい。よく寝た~」とLINEが来ました(笑)。
必然的に話題は昔のこと、逝ってしまった仲間たちのこと、そして現在のことと止めどなく続く。
この歳になると誰しも一つや二つは自分の身体や心に病を患っていたり、親の介護のことだったり、紆余曲折してきた生き様だったり、いろいろと心の傷や重しを持っているものですが、彼女の話もそうしたものに満ちていました。
帰りも飯能駅までキッチンカーで送ったのですが、車から降りるときに「また来いよ」「うん、また来る」と言いつつ駅に向かっていった彼女の後姿をちらっと見つつ、心から「幸あれ。自分の居場所を見つけろよ」と願っていました。
イチョウがさらに黄色付いてきた。朝陽を浴びたイチョウがなんとも美しい。来週には素晴らしい黄色世界になるんだろうな。冬の入り口の楽しみな時間です。
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