日曜の夕暮れ、スモークロッジの玄関を出て10歩ほど路を山の方に登ると夕焼けが美しく見える場所があります。今日も缶ビールをもって「夕暮れビールを楽しむか」と外に出たら、、、いました。
「やあ、久しぶりだね」と声をかけるも、特に反応はなし。じっとこっちの様子を見つめている。1分ぐらいそうしていると、「こいつは大丈夫だ」とでも思ったのか、僕を無視してまだ芽生えたばかりの草の芽をはむはむはむ。
そして、はむはむをしながらこっちに近づいてくる。さすがに横に来たりはしないだろうけど、できるだけ近づきたいなと思って、「大丈夫だよ。おいでよ」と声をかけたのですが、逆に止まって警戒態勢に。
そのうちにまた「はむはむはむ」しながら移動していく。そのまま5分ぐらいカモシカくんを見ていた。「よし、帰るっか。またね」と小屋にもどり、ベランダを登ろうとすると、、、なんと居た(笑)。
もう少しお近づきになれないものかと、ベランダに座ってじっと見ていたけど、どうやらカモシカくんにはその気はないようで、また「はむはむはむ」しながら庭をうろうろとしている。
でも、こんなに長い時間カモシカくんと居られたのは初めてだな。なんだか嬉しい。
いつも来てくれる1本角で左耳が少し切れている個体だけど、よく肥えているなあ。とてもふくよかな感じで、できたら少しでも触ってみたいんだけど、その実現可能性はなさそうだな。
またいつでも来てくれよ。君が来てくれるだけで僕は「じわ~っ」と嬉しくなる。
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