日大医学部のお客様で毎週来ていただいている若い先生(医師)がいます。身体も振舞いもシャキッとしてて、見るからに頭のよさそうな男性なのですが、いつもご注文は「Wスモーク弁当でご飯は少しでいいです。その代りに野菜を限界まで入れてください」というもの。野菜といってもうちの場合はキュウリ、ダイコン、赤と黄のパプリカのピクルスとミニトマトなのですが、妻が「わかりました」とばかりにピクルスを4人分、ミニトマトも3つとか4つ入れるので、逆にお肉を入れるスペースがなくなるほど。
僕らはこっそりこの先生のことを「限界先生」と呼んでいるのですが、昨日は営業終了時間になっても来られませんでした。「今日は限界先生、来ないね」「忙しくてお昼を食べる暇もないのかもね」と話しながら片付けをしていると、なんと限界先生が!しかも小走りでやってきて「もう、終わっちゃったよね?」。
本来なら「大丈夫です」と、またグリドルに火を入れて先生のためにお弁当を作ると思いますが、この日に限ってご飯がもうない。。。先週、先々週と学生さんがお休みのこともあって客数が減っていたので、昨日は持参するご飯の量を少し少な目にしていたのですが、それが祟った~。
「申し訳ございません!今日はご飯が売切れてしまって。。。」と言うと、限界先生は「あっ、そうなんだ」と言いながら、お昼ご飯をどうしようとその場で試案している様子。そして少し頷いて、戻っていかれました。こんな時こそ「大丈夫ですよ!。いつものご飯少なめ、野菜限界までですね!」とお弁当を提供してあげたかった~。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
話題は違いますが、少し前にこのブログで「うちの庭の桜はまだようやく蕾状態。いつも世間の桜よりも遅咲き。来週末ぐらいかな、桜吹雪が見られるのは」と書いたのですが、その言葉に意地を見せようとしているのか、その後どんどんと成長(?)し、今朝は2部咲ぐらいだなと思っていたのですが、お昼に眺めるとさらに咲きだしています。これは今週末に桜吹雪酒が飲めそう(笑)。
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