そもそも、どうして燻製をやりだしたのか、実は自分でもはっきりとした記憶がない。
ずっとカレー作りに憧れてて「だけかんば、というカレー屋をやるんだ」と周囲の人に言いまわっていた。
特にタマネギを炒めたり、いろんなスパイスを使ったりしながら自分だけのカレーを作るということが好きだったのだけど、どうにも美味しいと思えるものができない。家族からも「なんか薬臭い」と言われてしまう始末。
何年もやって、三鷹のインドカレー教室にも通って・・・でも、どうにも「これが僕のカレーです」といえるようなものが作れなかった。
そのカレーからどうして燻製になったのか。まったく記憶がない。
iPhone日記(メモ帳で気が向いたときに、自分を慰めるために書いている日記)には、ある日突然に「飯能あたりで燻製がやれるようになれればいいのに」と書いてある。
その前がまったく思い出せない。
まあ、それはいいや。
とにかくいつのまにか燻製が好きになっていて、燻製をやるようになっていた。
そもそも山が好きな人はカレー作りや燻製が好きな人が多い気がする。
その燻製を始めて、多分だけどもう5年ぐらいになるかな。
「住宅街じゃなくて、煙を出しても周囲を気にしなくていいような田舎で燻製をやれればいいな」と思うようになって、そこからあれやこれやがあって飯能に。
そして「スモークロッジ飯能の森」へと来たけど、♪思えば遠くへ来たもんだ~
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